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実のところ、施主さんとこれから買うという土地を一緒に見に行くのは初めての経験でした。建て替えの話が多かった為、これから土地を買うというお客さんを目の前にしたのは竹田氏が最初だった訳です。既にある土地で何かをしようと言うのとはちがい、土地を買うのもこれからというわけですから、問題ないでしょと安易に言ってしまったものの考えてみたら大変な事に気が付き落ち着かない気分でした。
不動産と言うのは早い者勝ちみたいなところがありますから、買いそびれると後々後悔するかも知れませんし、かといって飛びついた後で何か問題が出たらどうしよう。何しろ、同年代の施主さんが大金はたいて買うのです。自分の一言も影響して決まってしまうと考えると責任重大。役所に廻って建築の制限等を確認し、一応希望はクリア出来るはずと思いつつも、間違いはないかと気にかかります。
不動産のビラには電気・ガス・上下水道全てが整った様にも思えます。結果はオーライだったのですが、この記述には少々問題がありました。上水道に関して言えば古い建て売りの区画であったのか、現在ある古家には水道も来ていると思いますからそのままだと問題があるとは感じません。しかし、たまたま竹田氏の購入しようとする土地に上水道の引き込みが直接あったのですが、実はもともとはその土地と接する2つの隣地と共同引き込みの状態になっていました。現在戸建てでは一敷地一引き込みが、通常基本です。この引き込みがもし30センチずれていれば、あるとばかり思っていた上水の引き込みが実はなかったということに気がつくわけです。もしそうだったとすると、上水の引き込み費用が別途かかってくるわけで、これが思いのほど高く付きます。本管までの距離が長ければ長いほど費用は嵩むことを注意しておく必要があります。(その後の経緯については竹田氏が後に触れています。)
昔からあまり変化のない土地を購入されるときは、確認するに越しません。自分の土地に来ている水道だと思っていたものが、実は裏の土地に行くものだったと言うこともないわけではありませんし、権利関係でモメ事の種になることもありますので。
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