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建築家の全てがそうとは言いませんが、条件が厳しくなると俄然ファイトが湧くと言いますか、敷地の条件もそのひとつで、狭小地であったり変形地であったりすると、それを心配する施主さんにをよそ目に、いかにその土地にあった解法をとるか、まるで面白いクイズに挑戦する悪ガキの気分です。(竹田さんスミマセン。)
今回も、竹田氏に連れられて敷地を下見に行った敷地も、まさしくそうした条件の決して良くない土地のひとつでした。しかし、現況は駐車場と空き地に隣接し、袋小路の土地とは言え丸々見渡せる状況です。ということは、それぞれの隣地が工事中もしくは将来どのようになるかは後のこととして、猫の額のようなこの土地にとっては今、幸運と言う訳です。2Mの接道義務だけが守られた専用通路が10Mにもなり、隣地が先に動いてしまえば条件はどんどん厳しくなります。特に工事にかかるコスト面はバカにならないはず。やるなら早いに越したことはないと、一等最初に感じました。
見渡したところ周辺の環境も悪くなく、周りを完全に囲まれれば採光条件の悪くなる可能性のある土地とは言え、北側に延びる専用通路の先には小奇麗なマンションが建ち、その1階には小洒落た花屋さん、これは使えると感じつつ、竹田氏のこの土地で建ちますか?どう思われます?と言う質問に、いいと思いますよ問題ないでしょとややいい加減のような返事だけしつつ、頭の中ではすでに解法の模索に入っていました。
法的条件が満たせない土地であればともかく、そうでなければ家を建てられない土地はそうそうありません。あとは、実際望まれる要望とのすり合わせです。家の建たない土地はないと既に言いつつも、法的要件と要望のすりあわない状況はあり得ます。そこの所さえクリアできれば、難しそうな土地と言うだけであきらめる必要はありません。
たまたま時間があって竹田さんに連絡を入れ、出会ったその日が初デート。どこかのTV番組見たいな成り行きですが、竹田氏が先に書かれた通り、何かの縁だったのかもしれません。(とは言え、それまでのメールで竹田氏が家を建てようと考えていることは分っていた訳ですが、いきなり、こんなタイミングに出会えるとは思ってもいません。これもこまめなメールのおかげでしょうか?)
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