施主へメール

 6月8日、大安。越智工務店との施工契約も終り、いよいよ着工目前である。ローコストにする場合、最近特にメーカーの住宅なんかは地鎮祭や棟上式といった式典関係を省略する場合が多いそうであるが、できたらやっておきたい。なんせ一生に一度あるかないか、いや、こういう経験をできない人のほうが多いわけで、ぜひやっておこうと思う。それに、やっぱり工事中になんか事故でもあったら”地の神様のお怒りだ〜!”と言うことにもなりかねん。
 お願いしたのは、このあたりでは超有名な西宮”越木岩神社” さんでお願いすることとなった。
越木岩神社 (なんと、IT時代ですね。WEBSITEもあります)

当日は午前中11:00〜ということで現場に出向く。一応日ごろ着なれないスーツなんか着たりして。現場では。すでにもう雰囲気である。
工務店からは社長さん、山野さん、監督の田畠さんをはじめ計5名、後は庄司氏と私たち。結構あの土地にこれだけ並ぶと、”式典!"って感じがします。

 他のおうち建築日誌とか見ると、意外と地鎮祭って簡単に終わるんだろうと思っていたのだが、目の前には結構豪勢な祭壇、それに式次第まである。ちょっとキンチョーしてきた。
神主さんが到着する。 とっても気さくな神主さんだ。たくさんのお供え物と工務店さんからと庄司氏からお酒が供えられていた。しかし、お供え物の中に、パイナップルがあるのには、驚いた。(でも、パイナップルは私の大好物なので必ずや頂いて帰る事を決心したのである。)

式次第にのっとって、祝詞や四方のお清めなどと進み、”刈初の儀”といって設計者が前に盛られた土に鍬入れをする。このとき、大きな声で”えい!”と言わなければならない。さすがこの手のことはなれている庄司氏である。元気一杯の見事なおたけびであった。次は何と私たち施主が鍬入れをする”穿ち初め”である。


     "えい!" (^^ゞ

この場に及んでなんなんですが、ちょっと恥ずかしい思いでした。

社長さんの挨拶があり、この土地を手に入れられたこと、庄司氏という気鋭の建築家に出会えたこと、越智工務店さんにめぐりあえたことなど、さまざまな縁があって、今日の日を迎えられたのだなと感慨にふけっていた。
 と、そのとき”では施主様よりご挨拶を〜"
なぬ〜!聞いてないよー!それならそうと、前の日に挨拶を考えておくんだった。まあ、そんなこといまさら騒いでも仕方が無い。しどろもどろになりながらも、なんとか今の思いをしゃべらせていただいた。
<皆さんも地鎮祭をされるときは、念のため挨拶は考えていきましょう>

 無事、地鎮祭も終り帰ろうとすると神主さんから”お顔が赤いですよ!"と指摘されてしまう。そう、私はまったくの下戸である。耳かき一杯で酔っ払うのに、神酒ということで杯で一気してしまった。それが今ごろまわって来たようである。いやお恥ずかしい。

 帰りにお供え物とお酒を頂いて帰った。もちろん、パイナップルは私のもの、お酒は家内の晩酌用である。

なお、参考までに本日の地鎮祭費用は¥50,000._也です。

next
地鎮祭
back
建築家のサイト
 地鎮祭は個人的に楽しみの一つです。これから工事が始まるのですから設計者にはそういう意味でも当然とも言えますが、今まで幾度かの地鎮祭に列席したのですが、その度に少しづつ様子が異なります。
 まず今回は祭壇のお供えが色鮮やかでした。竹田氏の書かれたようにパイナップルを観たのは初めてでした。リンゴやバナナまでです。気さくな神主さんということなのか祝詞もどうも口語体っぽくて分かりよい。(やけに抑揚がある神主さんだと例えばカタカナの名前が入ると妙におかしかったりするものです) 終いには施主さんに挨拶を求めたのは初めて見ました。そうなんですよ、竹田さん。突然、挨拶を言われるものでしたから驚かれたでしょうね。。
 ”えい!”ってのもおかしいです。当事者になって雄たけびを上げるのは2度目です。まだまだ恥ずかしいですが、これが様になると恰好良いなんて思いますし。
 何は共あれ晴天で、お日柄に恵まれたさわやかな地鎮祭でした。