施主へメール

 さて、今までは,図面や書類の話し。いよいよ,実際の動きに入っていくことになる。つまり、もう”やっぱやーめた!”が通用しないのである。

 土地購入の時のページにも書いたが,解体をウチもちでやることで50万値切ったのである。つまり解体費用は,50万以下でないとしゃれになりません。
 この古家,おそらく仮住まいだったのだろう。木造平屋の簡単な作り。
小錦の一人でもチャーターすれば、あっという間につぶれるだろうとたかをくくっていた。
  で、数社に見積りを取ったところ,35万、45万、65万
........

  えらいかかるではないですか!

どうも、解体よりも廃材廃棄料に金がかかるよう。ということは、安いところは,不法投棄??   そんなこた、業者の責任!と思っていたら,庄司氏から”依頼者にも責任がかかりますよ!"と一喝!
じゃ、65万払わないと行けないの?どうしよう。とりあえずこの時点で中途半端な45万円は消えたが,安いとこだともしかしたら業者もろとも、書類送検なんてことになったら.....

   陽美(家内)!後は頼んだ!俺は前科もんとして日陰の道を歩むぜ!   

 ということで、35万の方に決定!(^^;
解体当日、夕方ギリちょんに現場に行くことが出来た。  
が、こわーい おにーさん方がわんさか。みんなメンチ切ってるよー!
とりあえず、腰を低く,”あのーご苦労様です。これお茶代です!"わずかながらのご祝儀を親方に渡した。

    ”ぅをーい!、これいただいたぞおぉぉぉー!”
      
     ”ぅおぃぃぃぃーす!” 

うーん、早く帰りたーい(T_T);

が、ここで事件勃発!2mの接道が薄いモルタル引きだったと思っていたが,その下からゴツイコンクリートの塊が出てきた。

”施主さん、これ引っ剥がしますか?しかし,ウチはこんなのは聞いて無かったですからね。これだけでも、残土処理代けっこうかかりまっせ!”
”あのーおいくらぐらい?”
”まあ、四万ぐらい見といてもらわんと!"
”あ、いいです、やっちゃってください"


更地 ということで、この格安の土地はこの後もいろいろと問題の種を作ってくれることになる。まあ、39万になったけど、50万以下ですんでめでたしとしないとな。いきなりけつまずいた。

やな予感....

しかし、後日解体屋さんからは領収書とマニフェスト(廃棄証明書)が届き,不法投棄ではなかった。(疑ってごめんなさい...)
やれやれ、これで晴れてシャバで暮らしていける!?
あっという間に更地になった。BUT! せまーい!!” 更地のときが一番狭く見えるんですよと庄司氏は慰めてくれたが,ちょっと不安。

まあ、仕方が無い。あとは、遺跡が出てこないことを祈ろう。

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古家解体!
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 前にあった小さな家が取り壊されました。そのまま残っていれば都会の片隅に残る古い木造家屋を地で行くような家でしたが、施主である竹田氏にしても設計者である自分自身にしても、とうとう始まるよぉ、というオープニングを観るような気分だったのではないでしょうか。頭の中には「HOUSE99.99」のタイトルが白く浮かび上がって来たところです。本編が始まるまで後わずか。