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<私たちが、よいと思う(建築)住宅に対する基本的な考え方>

  • 豪邸であってはならない。
    豪邸になればなるほど、趣味が悪くなるのはなぜだろう。
    貧乏人のひがみに聞こえるかもしれないが、金を使ったものより、頭を使った建築の方がはるかに美しいと思う。
  • ニセモノ(パチ物)材料は極力使わない。
    メンテナンスフリーとか、ローコストとかメリットの多い最近の新建材であるが、 石の顔をしたサイディングとか、木の顔をした壁は使いたくない。 あくまで、その素材の素の姿が美しい。
  • 質素ではあるが、貧乏くさくあってはならない。
    一見相反することのような気がするが、貧乏くさくなる原因の一つとして、ある素材や工法を使いたいがコストなどの問題で、しかたなくレベルを落としてしまったと見えてしまうと貧乏くさくなる。たとえ、実際そうであってもレベルダウンしたのではなく、その素材や工法が使いたくてやったように見えさせることで、いさぎよい質素なテイストをキープできると思う。
  •  
  • ○○風住宅は、良くない。
    民家風や、南仏風などおよそ日本の都心の住宅地にそぐわないものは、建てたくない。
  • 至れり尽せりであってはならない。
    ハイテクでバリアフリーな、最近の設備は果たして、本当に必要なのであろうか? ただ、画期的な技術やいつまでも色あせないデザイン・機能の設備は積極的に検討したい。
    あれば便利だが、なくても良いものを見極めたいと思う。
  • ローコストでなければならない。
    そもそも、お金持ちではないので当然であるが、コストをかけないでさまざまな工夫の凝らされたものは、シンプルで結局美しくなると思う。
  • 建物を作るにあたっては、関わってくれる全ての人は対等でなければならない。
    施主がお山の大将では、良いものができないのは仕事の経験から学んでいる。
    施主からそれこそその日だけのバイトさんまで、この建物を作ることに関しては平等であり、起こりうる問題は、それぞれ自分の課題として取り組んでほしい。できる限り、温度差をなくしたいのである。どなたからも、提案、意見に耳を傾けたいと思う。良いと思われるものは、積極的に採用していきたいと思う。
  • 竣工=完成とは考えない。
    100%の完成された建物を引き渡されても、面白くない。ベーシックな箱としての完成度は求めるが、進化していく余地のある箱が面白い。
 
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